■登場人物。
青小人(聴き手)赤小人(話し手)
『なぁ思ったことがあんねん。』
「なんざんしょ?」
『うちの妹、超↑カワイイでぇ〜。って言う女居るやん? 別に姉でも良いけどさ。』
「居ますね。」
『言われたら、おう!じゃぁ今度紹介してーや。って言うやん? 話の流れ的に。』
「言いますなぁ。」
『んで、実際会ってみてどうよ?』
「カワイイって事はまずあり得ないっスね。」
『カワイイどころか本人にそっくりって事の方が多くないか?』
「確かに。。。」
『じゃぁ何か? 妹がカワイイ=私もカワイイ。と言いたいわけなのか? そいつらは?』
「そんな雰囲気がしなくもないですなぁ。。。」
『話変えよう。』
「変えるんスか?」
『以前、俺の妹メッチャカワイイでぇ。とぬかしたヤツが居たのよ。当然その場にいた全員がそれなら会わせろ!! と吠えたわけよ。』
「何も吠えんでも。。。」
『芸能人で言うと誰に似てる? なんてバカな質問をしたヤツも居た。』
「で、何と答えたんですか?」
『ヤツは観月ありさに似てると答えやがった。2〜3日してそいつの家に大挙して押し掛けたのよ。』
「で?」
『やっぱり本人に似てた。カワイイとはお世辞にも言えんかった。。。』
「まぁ、そんなとこでしょうなぁ。。。」
『血縁者をカワイイって言い出すヤツって自覚のないナルじゃないのか? もしくは近親相姦志願者。』
「どっちかって言うと前者の方が気分的には良いですな。。。」
『不思議とホントにカワイイ姉妹持ってる人ってこんなコト言わないのよねー。』
「不思議不思議。」