■登場人物。
青小人(聴き手)赤小人(話し手)
『やぁ。』
「なんスか?」
『そう邪険にすんなって! 思いついた話があるからオマエの所にやって来たんやからさ。』
「今日はどんな毒を吐くんですか? 勘弁して下さいよー。」
『まぁ、ええやん。どんな話か気になってきたやろ?』
「そうっスけどねぇ。。。」
『思うことがあんねん。私って脱いだらスゴイのよって言う女おるやん?』
「居ますねぇ。」
『あれってどういう意味なんか分かるか?』
「いや、、、脱いだら凄いんじゃないですか?」
『何がだよ? 日本語として考えてみろよ。』
「え?」
『だから、行間を読めって言ってるんや!』
「行間って一行じゃないですかー。」
『細かいこと言うな! 殺すぞ。』
「スンマソン。。。」
『つまり、脱いだらスゴイってことは脱がなきゃすごさは分かんないって事だろ?』
「そう言うことになりますね。」
『じゃぁ、何が凄いのか?が問題なわけだ。オマエはどんな女にこの台詞を言われたか思い出してみ。』
「う〜ん、、、。脱いだところを見たいと思わない人。」
『せやろ? でな、実際脱いだところ見てもな、何処が凄かったんやろ?って疑問が残んねん。』
「オ腹ノ肉ガスゴイトカ、、、?」
『そう言うことやな。ツッコミ入れにくいとこがスゴイやろ?』
「ッテイウカ、ホントニスゴイ人ハ、言ワナイト思ウ。。。」
『そこがポイントやねん。脱いでもスゴイ人は脱がなくてもスゴイから言わんでええねん。』
「じゃぁ、その台詞を言う人は凄くないって事っスかね?」
『そう言うことやろ? この毎日骨太が!! って心の中でツッコミ入れといたらええねん。』
「毎日骨太っスか?」
『骨太が多いやろ? この台詞言うのん。』
「ホンマや!」