いわゆるA級戦犯 ゴー宣SPECIAL (和書)


★★★★☆
書評は以下。


「昭和天皇、A級戦犯合祀に不快感」というニュースが先日流れた。
別に私は右にも左にも偏った思想は持ちたくないし、事実を客観的に捕らえて判断していきたいと思うのだが、日本の戦後史においてはあらゆる情報操作や利権が絡み合い事実かどうかの判断できる材料が少ないことも事実である。
東京裁判がどういう裁判だったか?
A級戦犯とはなんなのか?
までは知っていたが、実際に裁かれた人々がどういう人だったのかまで知りたいと思い購入した。
読み進めれば、読み進めるほど、「昭和天皇、A級戦犯合祀に不快感」というニュースの真意が分からなくなってしまう。
メモはニュースで解説されている内容と実際に昭和天皇が話したかった内容が一致しているのか?
この本自体の内容の正確性はどれぐらいなのか?
歴史は声の大きい者が書き替える権利を持っているのだろうか?
そんなことを考えた。
購入目的だった裁かれた人々の詳細はあまり載っていなかったので星4つ。
いわゆるA級戦犯—ゴー宣SPECIAL